<語り継ぐ被爆体験>
令和3年8月5日(木)10:00~12:00
講師:福岡市原爆被害者の会
顧問 三根 繁氏
(はじめに)
人類史上初めて原子爆弾(核兵器)が実戦に使用されてから 76年になります。
太平洋戦争末期、昭和20年8月6日、広島に原子爆弾を投下。 その3日後、8月9日に長崎市に原子爆弾投下されました。
私は長崎市に落とされた原子爆弾がさく裂した爆心地から3.4㎞の位置で被爆しました。
当時、広島・長崎あわせて70万人と言われた被爆者は、今日では、13万人余が全国に散在していますが、その平均年齢は85歳と高齢化しています。(三根さんの講話より)
参加者は21名
長崎原子爆弾が投下された日の事やどうして長崎に落とされたか等、
詳しくお話いただき、資料を見ながら胸にこみ上げるものを感じました。
戦争に出陣するお兄さんに家族・親戚が書いた寄せ書きを
見せていただきました。
(結び) 長崎平和宣言より抜粋引用
若い世代のみなさん。新型コロナウイルス感染症、地球温暖化
核兵器の問題に共通するのは、地球に住む私たちみんなが「当事者」
だということです。あなたが住む未来の地球に核兵器は必要ですか。
核兵器のない世界へと続く道を共に切り開き、そして一緒に歩んで
いきましょう。